MESSAGE

採用担当から
学生さんへのメッセージ

若いうちの失敗は大歓迎!
経験値が多いほど、成長できる

失敗を怖れないで「考動」する
すべてはチャレンジから始まる

沖縄ツーリストは「地域に根ざし 世界にはばたく」を創業以来のモットーとして、地元の沖縄を大切にしながら、世界へ事業展開しています。世界にチャレンジするなかで、失敗を怖れていては、前進できません。失敗も含めた経験の数こそがステップアップのための力になります。沖縄ツーリストでは、そのような積極的な姿勢を社員に求めています。このような会社方針や価値観に共感していただける学生さんをお待ちしています。

弊社のトップ(東会長)が、よく社員にこんな話をします。「天才打者といわれる世界のイチローでさえ、成功確率(=打率)は4割に満たない」。イチローでさえも、6割以上は打ち損じる(失敗する)ということです。しかし、実はそれは失敗ではなく、成功のための経験なんだと思います。前向きな姿勢で挑戦したのなら、失敗しても、それが次の成功につながれば、失敗ではありません。

挑戦力を身につけるためには、まずは一歩踏みだすことです。野球で勝つためには、ヒットやホームランを打つ必要があります。サッカーではシュートをしてゴールを決める必要があります。
つまり「バットを振る」「ボールを蹴り込む」というアクションを起こさないと成果は出ないということです。
失敗を怖れてチャレンジしなければ、つまり「見送るだけでバットを振らない」「シュートすべきところでパスする」では勝てません。これはビジネスでも同じです。
学生時代には、学問だけでなく、いろいろなことに挑戦して欲しいと思います。さまざまな経験が、有機的につながって、人間力が高まっていくと思います。いろいろな人とコミュニケーションをとって、ひとつでも多く経験してください。経験すればするほど、自分の知らないことの多さがわかってきます。それが好循環を生みます。学生時代はバイトで苦労することもいい経験だと思います。
また沖縄ツーリストでは、働きながら大学に通うなど、自己啓発する社員を支援しています。やる気がある人の背中をどんどん押すという社風があります。向上心のある人は、大きく成長するのはもちろんのこと、ほかの社員にも良い影響を与えてくれます。

失敗の数も、怒られる数も含めて経験値の高い人が強い

沖縄ツーリストでは、沖縄に配属される社員の入社日を7月1日としています。卒業してから入社までの4~6月の3カ月は自己啓発のための研修期間と位置付けています。この研修期間では、毎月10万円、合計30万円を研修支援金として支給して、自己啓発に励んでもらったり、沖縄ツーリストが主催する県内ツアー、国内ツアー、海外ツアーの3つの旅行にお客様として参加していただきます。どこに行くか、誰と参加するかは自由です。そしてツアーへの参加後は、実際に体感したツアーを評価して、入社時にレポートを提出していただきます。どうしてこんな研修を行なっているかということですが、第一に、入社前に「旅」に出て、見聞を広めていただきたいと考えています。また、最近の若い人は添乗員付きのツアーに参加したことがないという方もいると思いますので、その楽しさを体感してもらうことも狙いのひとつです。実は、沖縄ツーリストでは、常にお客様のニーズを直接知るために、すべての社員が添乗業務をおこなっています。これは、添乗を通じて把握することができたお客様のご要望や不満などを、次のツアー商品のよりよい企画のためにフィードバックするためです。
3カ月間の入社前研修が終わって、7月の入社後はすぐに逆の立場、つまり社員としてお客様を添乗などでご案内する側になります。沖縄ツーリストに入社する前の段階で、お客様の立場を経験しておくということは、入社後、自分自身が添乗する際に、大変役に立ちます。また、この研修での経験により、仕事を習得するスピードが上がり、業務の質も高くなります。(※本土地区に配属される社員の入社日は4月1日で、上記の入社前研修は実施していません)

学生のみなさんには、いろいろな経験をしておいていただきたいと思います。失敗や怒られた経験の数が多い人は、社会に出てからも強いと思います。これを仕事で説明してみます。たとえば、お客様に1日10人会う社員と8人会う社員では、1日で2経験値異なります。年間200日の営業日であれば1年で400経験値の差が出ます。3年経ったら1200経験値の差。1日たった2つの経験値の違いが、日々の積み重ねで簡単には取り返せない(実力の)差となります。
若いうちにたくさん経験を積んでほしいと思います。将来、絶対自分の力になります。ベテランになってから初歩的な失敗をしたら格好悪い。でも若いうちなら許される。失敗は早めにやって経験値に加算しておきましよう。

日本だけでなく世界の会社と競争している。
広い視野で自分の能力を客観視する

経験値を積み、自分の能力が高くなってくると、自分の市場価値はいくらかということを意識し始めると思います。ほかの会社は、自分をどのくらいの給料で雇ってくれるか。もっと言うと今より高い給料でスカウトしてもらえるか、という視点です。
私たちは、社内で競争しているのではありません。沖縄や日本だけでなく世界の会社と競争しています。いま勤めている会社だけでなく、ほかの会社でも認められる能力を身につけているか、という意識で自己啓発し、自分を高めて欲しいと思います。

繰り返しになりますが、「チャレンジすること!考動すること!」。これは日々自分自身にも言いきかせていることです。
世界で求められ、活躍できる人材になるためにも、ぜひ学生時代からこの視点を意識してほしいと思います。

人事担当者からひとこと

成功につながる失敗は、失敗ではない
まずはアクションを起こすこと
学問だけではなく多くの経験が必要
自己啓発する社員を支援する社風
自己の価値を世界基準に高める