Director

興味のあることに
とりあえずなんでも食らいついてみる

インターンシップは、
ギャップを体感するためのチャンス

ー 入社前と入社後のギャップはありましたか?

(玉城) 私は入社後すぐに取引企業の担当についたのですが、入社前に思っていた以上に仕事を任せていただきました。もちろん、上司や先輩など、周りの方々にサポートをしてもらいながらですが。入社前は社会人に対するイメージが漠然としてよくわかりませんでした。入社後、最初のうちは手とり足とり仕事を教えていただきながら、業務を一つひとつ覚えていくのかなと思っていましたが、実際には任せてもらうことが多かったです。

ー 入社当初、どんな仕事内容が難しいと感じましたか。

(玉城) 今年4月で入社7年目になりました。入社当初は、やはりいろいろな知識がないので、お客様に旅行商品を説明する際、とても苦労しました。入社2カ月後に、ある会社の社員旅行に添乗したのですが、実際の旅行に同行する機会を通じて、こういう行程の組み方がお客様によろこんでいただけるんだ、こういう宴会の楽しみ方をするんだなど、パンフレットだけではわからないことを実体験できました。この6〜7年間でそのようなさまざまな経験を重ねてきましたので、いまではお客様のニーズへの対応だけでなく「こうすればさらにご旅行が楽しくなりますよ」というような提案やアドバイスもできるようになりました。

ー 観光を主とする企業に入社して、一番良かった点、勉強になった点は。

(玉城) 添乗業務や接客を通してお客様、さらには他者に対する気遣いができるようになったと思います。お客様と一緒にお食事をする際は、お店の店員としての視点でも気配りをしますし、ホテルのチェックインの時は、ホテルの従業員と一緒になってお部屋の確認をします。このような細やかな気配りなどは、この6~7年でかなり成長したと実感しています。また同期の仲間同士でも言葉づかいの間違いを指摘しあったり、お互い業務スキルを参考にしあったりしています。これは観光業に携わる社員ならではの自己成長かなと思います。自分自身にとって良かった点ですね。

ー 学生がインターンシップに参加するメリットは。

(徳田) 職場の雰囲気を見ていただけるということが、一番大きいと思います。それに加えて、これはどの業種でもいえることかもしれませんが、実際の職場では、外部からは見えにくい仕事がたくさんあります。また、大変な作業もあります。インターンシップの学生には、そのような業務も含めて体感していただきたいと思います。実際の業務は、楽しく華やかな仕事ばかりでなく、厳しい業務もあるということを知っていただくのが、ある意味、インターンシップの意義のひとつだと思います。就活をしていると、仕事の楽しい部分とかキラキラしている部分だけに注目しがちですが、インターンシップで企業の内側を見ることによって、裏方の仕事もあるんだと気づいていただけます。それを体験したうえで、この業界でがんばろうと思っていただけたらうれしいです。自分の想像と違ったというなら、それはそれで良いと思います。インターンシップは、そのようなギャップを体感するためのチャンスとも考えてください。

やりがいのある仕事ができる
それがこの会社で長く働ける理由

ー 例えば、新入社員から「こんな仕 事はインターンシップの時に聞いてなかった」といった相談を受けた場合はどのようなフォローをされますか。

(徳田) そういった場合は、まずはすべてが自分の思い通りにいくわけではないというのが社会だということを理解してもらうことが大切だと思います。ただし、そこで新入社員が希望を見失わないように、業務を長期的な視点で見るようにアドバイスしています。まずは基礎的な知識やスキルを身につけて、それから自分のやりたいことがあれば上司に相談するといいよ、というように。それと、私たちがなぜこの会社で長年働いているかという理由も説明します。やはりそれは仕事が楽しく、やりがいがあるからです。一緒に仕事をしている先輩や同僚との良好な人間関係も仕事を長く続けている理由のひとつです。日々、いろいろと苦労することもありますが、お客様によろこんでいただいたり、お客様から信頼いただいたりする喜びを共有しながら、新入社員とも一緒に頑張っていきたいと考えています。

ー 学生時代の経験で今に活かされていると感じることは。

(玉城) オーストラリアに1年近くワー キングホリデーで生活した経験が大きかったですね。学生のうちに海外に出ることで、視野が大きく広がりました。 いまの自分があるのは、間違いなくこの経験のおかげです。沖縄県内または日本国内で就職するにしても、一度は海外に出た方が良いと思います。働きはじめると、まとまった時間を取ることが難しくなることもありますから、学生のうちから海外に出向くなど、いろいろなことを経験してほしいと思います。

ー これから就職活動をする学生に向けたアドバイスを。

(玉城) 何でもやってみることです。気になる業界や会社があれば、いろいろと情報収集したり、会社訪問するなどしていただきたいと思います。また、学校や学部、サークルなどのOBやOGにコンタクトをとって、実際の仕事の話を聞くなど、積極的に就職活動をした方がいいですね。私は琉球大学の法文学部国際言語文化学科に在籍していましたが、ワーキングホリデーに行った際、沖縄観光への関心が高くなり、帰国後、3年次の後期から観光産業科学部の授業を聴講したりして、観光というジャンルに関わるさまざまな情報を吸収しようと必死に勉強しました。興味のあることにとりあえずなんでも食らいついて努力した経験は、いまの自分にとって大切な基礎になっていると思います。

(徳田) 先日、たくさんの企業が出展する就職セミナーに参加しました。学生にとつては、いろいろな会社の社員から生の声を聞くことができる絶好の機会だと思います。現場の声は、企業のホームページに掲載されている情報と同じくらい重要ではないでしょうか。このような機会に積極的に参加して、自分の肌に合う会社を見つけていただけたらと思います。

沖縄ビジネス最前線「JOBANTENNA TV」

先輩からひとこと

(徳田 みゆき)
インターンシップでは企業の内側を知る
入社後はまず基礎的なスキルを
海外での経験が視野を広げる

(玉城 今)
添乗業務でさまざまな経験を重ねる
お客様に対する気配りが身につく
就活期間は興味があれば何でもやる

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