沖縄ツーリスト(OTS)は、沖縄が日本に復帰する14年前の1958年、沖縄を訪れる慰霊墓参団の受入れと沖縄に駐留する米軍関係者の渡航のお手伝いをすることを主な業務として那覇市の国際通りで誕生しました。
1966年、首都圏から沖縄への旅行の販売流通を確立するために東京営業所を開設しました。これにより、地元での受入れ専門業務から、旅行の仕入・企画から本土市場での販売まで自社で行うビジネスモデルを構築しました。
1970年にはUSCAR(米国民政府)の許可を受け、沖縄初となるレンタカー「OTSレンタカー」を開設しました。鉄道が無く公共交通機関での自由旅行が難しい沖縄での大切な移動手段となりました。
1980年代、全国的にビーチリゾートとしての沖縄の人気が高まり、多くの観光客が沖縄をめざしました。目覚ましい成長を遂げた沖縄観光の黎明期です。その中で沖縄ツーリストも数々の重要な役割を担ってきました。
1990年代からは台湾・香港を中心としたアジア圏からの受入れ(訪日旅行)に注力し、沖縄のみならず日本のインバウンド(訪日旅行)の先駆けとして観光業界を牽引してきました。
1997年にメディア商品として販売を開始した個人型旅行「らんらんツアー」は当初より人気を博し、現在ではWEB商品として定着しています。おかげ様で累計300万人を超えるお客様にご利用いただいています。また、日本の2大航空会社ANA・JALのシステムとリアルタイムで接続している国内でも数少ない旅行予約サイトです。
2020年の新型コロナウィルス感染症によるパンデミックでは、巨額の損失を被りましたが、お客様・お取引先様のご支援と社員みんなの協力のおかげで奇跡的な回復を成し遂げることができました。心から感謝を申し上げます。
私たちは、これからも「旅」をとおして、お客様、地域社会、働く仲間、3者すべてのQOL(Quality of Life:生活の質・人生の質)が持続的に向上するような役割を果たしていきたいと考えています。
「地域に根ざし 世界にはばたく」をモットーに、トキメキと感動をお届けできるよう社員・役員みんなで頑張っていきますので、これからも何卒ご指導のほど宜しくお願い申し上げます。