2021/ 05/ 21

沖縄ツーリスト(OTS)の古民家(富山県井波)がミシュランガイドで 特に魅力的な宿「3レッド・パビリオン」に選定

沖縄ツーリスト(OTS)の古民家(富山県井波)がミシュランガイドで
特に魅力的な宿「3レッド・パビリオン」に選定
ミシュランガイド2021北陸特別版 5月21日発売(前回2016年から5年ぶりに発刊)
https://www.youtube.com/watch?v=I-kOwnoSFDQ

 沖縄ツーリストが3棟を所有する分散型ホテル Bed and Craft は全て独立型の宿泊施設(全6棟)で構成され、レストラン、ショップ等も含め、古くなった民家を改修し、町全体がホテルの構想を目指している。
 5月21日発売の「ミシュランガイド北陸2021特別版」はホテルやレストラン等、全396軒を掲載。北陸で掲載された旅館(37)とホテル(12)は合計49軒(富山県10、石川県33、福井県6)。そのうち、レッド・パビリオン「特に魅力的」に指定されたのは全体で14軒、富山県内の「旅館部門」では単独1位となった。
 富山県南砺市井波は約8千人の住民のうち200人以上が木彫刻の職人で欄間や木彫りの人形をはじめ日本の木彫刻を支え、日本遺産に登録されている街でもある。
 Bed and Craftの6つの棟には、「マイギャラリー制度」と呼ばれる、それぞれ職人やアーティストが専属のアドバイザーとして内装・インテリアを手がけ、自らの作品を室内に展示している。地元の伝統工芸の魅力を宿泊客に伝える新たな文化観光の形態として注目を集め、全国の中学校の教科書でも紹介されている。
 また、「職人に弟子入りできる宿」として、熟練職人の指導を受けながらの木彫刻や漆芸の体験もでき、コロナ以前は多くの外国人、特に欧米人が訪れていた。建築家で Bed and Craft を運営する株式会社コラレアルチザンジャパンの山川智嗣代表は木彫刻をはじめとした伝統工芸が今も息づく南砺市井波に魅了され中国・上海市から移住。上海の著名な建築家事務所で培ったグローバルな感覚で古民家を改修している。同氏のもとには、県外の大手旅館・ホテルからも共同事業の申し出がきている。今回のミシュラン登録を受け、すでに東京に本社がある富裕層をマーケットに持つ旅行会社からの提携の話も出てきている。

施設名: Bed and Craft (※沖縄ツーリストがオーナーの宿泊棟) 
住所:富山県南砺市本町3丁目41番地
電話番号:0763-77-4138
TATEGU―YA(タテグヤ)   TAE(タエ)  RoKu(ロク)
※KIN-NAKA(キンナカ)   ※MITU(ミツ)   ※TenNE(テンネ)
公式HP  https://bedandcraft.com/
動画
https://www.youtube.com/watch?v=v4Wg2doJgO8

㈱コラレアルチザンジャパン 代表 山川智嗣氏のコメント
5年前に開業した時は、ミシュランに選ばれるなんて想像もしませんでした。これもひとえに、地元の伝統を継ぐ職人さん、作家さんをはじめ支えてくれた皆様のおかげです。また、井波という土地に素晴らしい文化と風土を残してくれた先人たち、価値を理解してコラボレーションを申し出てくれた沖縄ツーリストの東良和氏にも改めて感謝申し上げます。

沖縄ツーリスト㈱代表取締役会長 東 良和のコメント
今は、全国的に緊急事態宣言等が発せられ厳しい状況ですが、山川代表と一緒に築き上げてきたことが評価され素直に嬉しいです。ワクチン接種が進み、先ずは国内需要、そして、同施設が得意としていた欧米市場からの受入れが来年以降始まるとV字回復できると信じています。山川夫妻はじめ地元の皆さんに感謝しています。

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